ふぞろいの『ガキンちょ』たち
- 2019.06.15 Saturday
- 22:13
JUGEMテーマ:塾と家庭教師
みなさん、こんばんは。
雨が、
早朝とか結構降りましたね。
なんかゴーゴー鳴ってたし^^;
あと、
さっきも揺れたし・・・
自然のチカラは、
こえーーっ!
さて、
来週も期末テスト週間。
準備の程は、いかがでしょうか?
テスト範囲、
見直してますかぁ?
私的には、
今回、
『令和』になってからの担当生徒さんもおり、
いろんなカテゴリ―で初陣揃いっす。
それと・・・
特に、
数学は高得点が狙える出題傾向なので、
念入りに、
ネチネチやっています。
40点くらいでいいなら、
看過もありですが、
満点ゲッチュな目標のせいで、
弱点を粗探し、
イチイチ検証・・・
指摘も細かいし、
まるで古畑警部補のよーな^^;
でも、
追求の精度を上げれば、
満点に絶対に届く。
『地味に速く!!』
傍らで叫びながらの90分、
とっても充実してます。
ところで。
トータル150人は越えたかも??
これまでの担当生徒さん、
歴代キラりを見せてくれて、
ありがとーーの感謝☆
そこで本日は、
当時を振り返りながら、
ちょいとご紹介。
まず、
小学6年生。
キターッ、いきなりのタメ口^^
んでもって、
お勉強は、算数メイン。
ところが、
分数のドリルをしてると、
なんかぼそぼそハミング?し出して、
それから、
左右に体が揺れ始める。
・・・なんかの歌?
次第に音量も振幅も、
増して行く。
「計算に集中しよう^^」
さすがに窘める。
すると、
「パぺぽ#!$%・・・」
外国語ではない!宇宙の言葉かも・・・
・・・なめられたら×
「はい、これやって!!」
声も荒くなる。
生徒さん、膨れながら、
分数の通分に戻る。
し・か・し、
また、
パぺぽ星人になってしまう。
そこで、とうとう私!!
一緒に揺れながら、
パぺぽ国家を輪唱^^;
そして、
「パぺぽ#!$%・・・」
と楽しそうに話せば、
「ポーテンリンパンターコンチャイ・・・」
笑顔で返す。
そう!!
私も、
ターコンチャイ星人になるのです。
宇宙人には宇宙人。
交信できたっぽそうなら、
ターコンチャイ国家に、
「ぶんぼのすうじ、いっしょいっしょ♪
せぶん、いれぶん、つうぶん、つうぶん」
を混ぜながらリズムを刻んで行く。
パぺぽ星人も、
釣られて、
「ぜぶん、いれぶん、つうぶん?つうぶん・・・」
ってニヤケながら、
ドリルに目を向ける。
学校の授業では、
到底あり得ないけど、
ここは宇宙だし、
私、家庭教師だし、
まっいいっかあああ的な。
生徒さん、
分数が楽しくなり、
算数が好きになってくれたら、
それでまずはいいのさ。
『掟破りのテク』を、
教えてくれた生徒さんでした☆☆☆
さらに。
中学2年生の女子生徒さん。
パぺぽ星人とは真逆で、
こちらは、
まるで黙秘権?
なんにも話さない・・・
いや、
話してくれないのか?
初めはそう思ってしまった。
お勉強は、英語がメイン。
なので、
言語の学習なんですが、
音声は私オンリー的な展開。
私が例文を読む。
「続いて読んでみましょ」
「・・・・・・・」
もう一度読む。
「・・・・・・・」
沈黙を塗り潰すように和訳する。
そして、
無機的に構文も解説する。
「ノートに書いてください」
すると、
シャーペン掴んで、
指示どおりに書いてはくれる。
・・・嫌われてはないな
胸を撫で下ろす心境^^;
・・・待つしかない
なぜか咄嗟にそう感じた。
・・・私の言うことは受け入れてくれてる
・・・じゃあ、こっちも受け入れなくちゃね
なので、
90分は、
ゆっくりと優しく問い掛けるように♪
答えを急いで催促しないように♪
言葉でなくても、絶対に伝わるんだ♪
あっ、
声がデカいのは、ごめんなさい^^;
でも、
近いうちに必ず扉は開く!!
『信じる』ってこと、
伝えてくれた生徒さん、
素敵な彼氏できたかなーー!?
他にも、
私が車で伺うと、
気配を感じて姿をくらます生徒さん。
「センセー、
さっきまでパンツいっちょーで、
そこにいたんですけどね」
お母さん、苦笑^^;
人は裸でも逃げれる
&
『嫌われる』ことの本質を、
胸に刻んでくれた生徒さん。
また・・・
国語でご依頼いただいたのに、
算数しかしようとしない小学4年生。
でも、
算数も図形は大嫌いみたいな。
好きと言っても、
都合が悪くなると嫌いになれる、
ヒトの身勝手さ、
学びましたーー
お母さんは、
みなさん、口を揃えて、
こんなことを言ってました。
「センセー、うちの子、
みんなと同じこと、
なかなかできなくて・・・」
その目は、やけに真剣でした。
「でも、お母さん。○○君は、
算数できた時、他のどの生徒より、
メッチャいいスマイルするんですよ」
「えー、それはそうなんですけどー」
勉強を教えに来てるのに、
なんとド素人な切り返し。
「よく分からないんですけど・・・
お友達と同じことできるのも大切ですが、
お友達と違うこと自然にできるってのも、
持ってる才能なのかもしれませんよねぇ」
お母さんと私が話してる隙に、
セブンのメロンパンを齧ってる○○君^^;
・・・俺にもくれよっ!!
もちろん、私の叫びは届かない。
個性豊かな生徒さんと、
日々、
楽しく面白くしつこくやっております。
不揃いでもいい、
ただ、
自分らしく翔んでほしい♪
こんな思いを抱きながら・・・